やまだい50周年誌電子ブック

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2042 2041 2040 2039 2038 2037 2036 2035 2034 2033 2032 2031 2030 2029 2028 2027 2026 2025

2024 50th anniversary Book

1974.10 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 1994 1993 1992 1991 1990 1989 1988 1987 1986 1985 1984 1983 1982 1981 1980 1979 1978 1977 1976 1975

あれから50年。

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やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

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やまだい 50周年記念誌

ごあいさつ

やまだいは、創業50周年という大きな節目を迎えました。創業当時21歳の大学生だった私は死にも の狂いで働きました。はじめは反物を購入しスカートなどの婦人服を生産する婦人服メーカーとして山 榮産業という社名でのスタートです。現在のような社会情勢とは異なり、製造においても外商において も背水の陣を敷いて戦う毎日でした。その中で幾つかの幸運な出会いに恵まれて上昇の機運を掴み、う きはに第一号店を建てた後は、小売業へ特化し、時流に乗って次々と店舗を出店し、株式会社やまだい としてここまでの展開を図ることができました。 生産拠点としての中国の台頭を鑑み、卸・小売業への変化とを強いられましたが次の一手に迷うこと のないように先読みの経営を続けることができ50年間無敗の経営を完遂することができました。 無論、その間順調に推移したわけではありません。バブル経済の崩壊や競合他社との激しい、せめぎ あいを経験し、勝ち抜いて生きるか敗北して倒れるかの試練が次々に襲いかかりました。だが、その都 度皆さんとともに力の限りを尽くして戦い、如何なる難局も切り抜けてきました。近年も危機の連続で す。中国武漢に始まったコロナ禍は、忽ち全世界に拡大しました。パンデミックによる被害者は莫大な 数に上り、人類を恐怖の坩堝に投げこみました。誰もがマスク着用を強いられ、表情を隠し、旅行や外 食は大幅に制限され、人々は集う事を厭い、結果多くの商いが炎を消していきました。 その後もウクライナ侵攻により、世界は騒授に包まれています。加えてインフレと異常な円高も実に 理不尽で見るに忍びないです。このように複雑な様相が絡む世界的非常時ではありますが、如何なる退 難辛苦であってもやまだいは克服しなければいけません。50年にわたり幾つもの荒波をくぐり抜けて きた底力を全ての幹部・スタッフ・バートナーが遺憾なく発揮すれば、更なる隆盛を極めることも十分 に可能と考えています。 此度、創立50周年記念式典を決行することができました。世界は様々な間題でごった返しています が、私はここで一度立ち止まり、旧習に習い次の一歩を踏み出す好機と提えています。「ピンチはチャ ンスである。」皆で新たなスタートラインに立ち、次の50年に向けて未知への一歩を進めていきま しょう。 2024年9月 代表取締役社長 山下哲生

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やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

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やまだい 50周年記念誌

50周年に寄せて

株式会社ヒゼン 専務取締役 田中 昭治

株式会社やまだい様、創業50周年誠におめでとうございます。 私が御社にお世話になり始めたのは、私が株式会社ヒゼンに入社して2年目の1988年からだと記憶し ております。かれこれ36年のお付き合いになります。当時はまだ吉井店も小さな店舗で大石店との2店 舗とのお付き合いでした。当時も現在と同じように社長も忙しくアポイントを取るのも携帯電話のない 時代です。まだ2店舗の頃はアポイントは取りやすかったのですが、3店舗、4店舗と増えていくにつれ てアポイント取りが困難になると従業員さんに連絡して社長の所在を聞いておりました。 まだ私も若く知識も経験も乏しかった頃に商売とはどういうものか特に仕入れについて大変学ばせて いただきました。どうすれば安く仕入れる事が出来るのか、どうすればそういった商談の流れに持って いけるのかとか、いろいろな事を学ばせていただきました。師匠であるやまだい様が大変厳しかったお かげで、どの得意先に対しても臆せず商談する事が出来ました。 やまだい様の大きなイベントのひとつ、やまだい会については多分、第一回目から参加させていただ いていますが、グラウンドゴルフを初めて知りました。 意外に面白く、ゴルフ経験者はハンデ付きでしたがこの競技はゴルフの経験はあまり関係ないのでは と密かに思っています。 何度か上位にいけて良い商品をいくつも頂きました。電気ポット、ホットプレートは今でも我が家で 活躍中です。グラウンドゴルフの後でのバーベキューについてはいつも従業員様に優しくしていただ き、席を立つ事もなくお肉を持ってきて頂き大変感謝しています。ありがとうございます。コロナ禍か らこういった事も中々出来なくなってしまいましたが、社長様や取引先の方々が健在な内にまた出来た らいいなと思っています。 さて貴社の長い歴史の中で多くの方々に愛され続けるブランドへと成長されたことに、心から敬意を 表します。私たち取引業者一同、貴社の歩みを共にし、多くの経験と信頼を築いてこれたことを非常に 光栄に感じております。 貴社は常に時代の変化に柔軟に対応しつつもファッションに対する確固たる信念を持ち続けておられ ます。その姿勢が顧客からの信頼を勝ち得てきた大きな要因であると考えております。 私たちもその一翼を担えるようより一層の努力を重ねてまいります。 今後も貴社と共にさらなる発展を目指し、共に未来を切り開いていくことを楽しみにしております。 引き続き、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 そして次の50年もより一層のご繁栄をお祈り申し上げます。

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やまだい 50周年記念誌

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時代の変化とともに 更なる進化を

八木兵株式会社 代表取締役社長 山口 容史

このたび、株式会社やまだい様が創業50周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げま す。 山下社長が学生時代に製造卸として創業され、その後、時代の変化に合わせ婦人服卸を経て、総合衣 料品店を出店されました。これまで、オイルショックやプラザ合意、そしてバブル崩壊による長期にわ たるデフレ、ものづくりの海外シフト、リーマンショック、新型コロナウィルスの流行など、さまざま な社会情勢の変化がありながらも、今では11店舗を運営するまでに成長してこられた背景には、経営 に対する熱い思いと並々ならぬ努力があったものと推察いたします。 貴社は「地域密着」を掲げ、消費者の方に寄り添った商品・サービスを展開されています。必要と されている商品の在庫は切らさず、陳列には工夫を凝らすなど、“店はお客さまのためにある”という経 営理念を徹底し、“真面目な地元愛”を追求することで、着実にファンを増やし発展してこられました。 また、業務の効率化による残業時間の削減やスタッフ同士の交流機会の確保、健康増進のための情報共 有など、働きがいの創出のための施策を行うなど、従業員の方も幸せなれるようなお店づくりを進めら れ、安定的な雇用の維持・創出にも貢献されています。その他にも、国連機関等への寄付の継続、太陽 光パネルの設置やエコ製品の積極的な仕入れなど持続可能な社会づくりへの貢献活動もされており、企 業価値の向上に努めるその実直な経営姿勢にたいへん感銘を受けております。 50年という長きにわたり黒字を継続するという堅実経営をしながらも、将来的な多店舗展開を見据 え大型の物流センターの取得し物流システムを構築されるなど、更なる成長の機会を窺うという攻めの 姿勢もお持ちでいらっしゃいます。また、全国各地の店舗視察も精力的にされており、常に新しいもの にアンテナを張りめぐらせ、いつも貪欲に情報収集され、見識を高めようとされている山下社長のお姿 が印象的です。 昨今、円安や物価上昇に伴うあらゆる経営コストの増加、労働力不足、気温上昇による売れ筋商品の 変化など、経営を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。しかしそのような環境下にお かれましても、貴社がこれまで培われてきた地元での絶大な信用力と、変化を厭わないチャレンジ精神 を活かし、時代とともに更に進化を遂げられることと期待しております。 貴社にお取引いただいてから数十年。現在も毎月弊社展示会にお越しいただいております。商談の場 以外でも社内行事等へお招きいただくなど、長年にわたるお引き立てに感謝申し上げます。弊社も総合 卸としての調達力を活かし、微力ながら貴社の更なる発展にお力添えできればと考えております。今後 も地域から愛され、地域になくてはならない企業として永続されることを祈念いたします。

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やまだい 50周年記念誌

まだまだ50年。 私たちの視線の先にあるのはこれからも お客さまに感動を届ける、未来。

福岡県・熊本県を拠点に店舗展開をして50年。 これまでの歴史を振り返りながら

豊富な品揃えと価値ある安さをモットーに 未来へつなぐ、「ファミリーファッション」を 子どもからお年寄りまで、たくさんのお客さまにお届けし続けます。 新しい時代を見据え、歩み始めます。

目次 CONTENTS 経営理念 ご挨拶

祝辞 沿革

第1章 / 胎動期 第2章 / 基盤期 第3章 / 拡大期 第4章 / 飛翔期 第5章 / 未来へ トップインタビュー記事 チラシで見る「やまだい」 の50年(〜現在) 役員紹介

寄稿文 組織図

会社概要 店舗紹介 あとがき

ここから50年。

History of Yamadai

昭和30年代の久留米絣店 右下、幼少期の山下社長

〉〉〉 1970

まったりした可愛らしいエピソードとともに、服 飾製造の現場を身近に感じる環境で育ちました。 先代の仕事ぶりの影響か、真面目な優等生に成 長した山下社長は大学に進学し、18〜22歳には 少林寺拳法を熱心に習い、礼節を学びました。 礼儀は、表面的な作法だけでなく、内面的にも 相手を敬うことが重要であり、節度は、度を越さ ない・ほどほど、といった意味があります。「礼 節」とは状況や相手に応じて、程よい礼儀を示す ことを表しています。 山下社長の礼儀と節度を、確固たるものにした 時期かもしれません。 また自ら「製造卸問屋 有限会社山榮産業」を 起業したあとも、子供時代と変わらず真面目な勉 強家で、22歳から3年間ほど毎日仕事終わりに2 〜3時間書道の練習に努め、書道毛筆七段を習得 しました。 この記念誌にも山下社長の書を寄稿いただき、 載せることができました。

幼少時代 「山下久留米かすり」 日本で初めてテレビ放送が開始され、一般の 人々のファッションに大きな影響をもたらし始め た1950年代、山下社長は誕生されました。 幼少時代は、先代が起業された「山下久留米か すり」で、休みなく働く先代の仕事ぶりを傍らで 見て過ごし、仕事場で藍の壺に落ちて藍色に染

後ろ中央、先先代に抱き上げられた山下社長(当時2才)

10 やまだい 50周年記念誌

「商売上手」先代の背中にあった 起業の種子

先代から学び、育ててきた経験 先代の仕事ぶりは「商売上手」を体現していま した。 山下社長の大学時代は、先代の背中を見て学ぶ 期間でもあり、頻繁に先代の仕事について回って、 問屋の新規開拓から商談まで、商売の現場を体験 する機会を得ていました。 年若い社長が良いと思わない商品でも、先代は 相手に「良い商品」だと納得させることができま した。それは顧客の求めるもの、時代のニーズな どを組み合わせ、顧客を納得させることのできる 商売上手のなせる技でした。先代は座って食事す る時間も惜しんで、顧客が喜ぶ商品を準備してい ました。 この時代の貴重な経験が、山下社長の起業を後 押ししたのです。

後列右、先代 中列右、お母様 前列右、幼少期の 山下社長

山下社長の 子供時代 七五三(当時5才)

11 やまだい 50周年記念誌

History of Yamadai

衣料の山下 大石店(現在のうきは店)

〉〉〉 1974

製造卸問屋 「有限会社山榮産業」 を設立 昭和49年 うきは市浮羽町にて 先代の背中を見て学び、自然と商売の何たるか を掴んだ山下社長は、21歳の大学在学中に、ミ シン15台、縫い子さん10人とともに山榮産業 (70坪)を立ち上げました。反物を買い付け、 生活着を作って成長を始め、先代譲りの商売上手 と休む時間を惜しんで働く努力で、経営は50年 間無敗で進めています。

自分も相手もお互いが利益を得て、 人と人の信頼を育てる 先代から学び、社長が育ててきた「商売」を今 も続けています。

時代の変化 、 中国製造の時代

「衣料の山下」

山下社長は、製造業から卸問屋、小売業へのス テップを着実に進めていきます。 昭和55年、衣料品の製造を中止し卸問屋を始 めるため、大阪でセーター、岐阜はスカート・ブ ラウス・ジャンパー、福山では作業着など、各々 の製造街が得意とする衣料品製造メーカーの中で も、より良いメーカーを手探りで探し回りました。 インターネットもGoogle マップもない時代、 人伝に聞いた製造街へ赴き、飛び込み訪問で商談 をまとめたのです。夜行列車に乗り朝5時ごろに 現地に着くと、始業時間から製造メーカー巡りを 始め、夕方まで商談を繰り返し、また夜行列車で 戻ってくる。人伝で聞こえてくる情報が頼りだっ た時代、製造メーカーも卸業者も共存共栄を求め、 「お互いに成長し大きくなっていくための相手」 を探している時代でした。 昭和62年、直営の小売店「衣料の山下」うき は店を、売場面積55坪にて小売練習店舗として スタートさせました。卸問屋をしながら婦人服に 力をいれて小売業への移行を進め、「衣料の山 下」うきは店、吉井店の2店舗で小売業のノウハ ウを構築して、現在の「やまだい」の楚を築いて いったのです。

1970年代、製造業大国となりつつあった中国 は、安価な人的資源と大量生産によって、衣料品 の生産業をも席巻し始めました。 この大きな時代の変化を山下社長は乗り切って 行きます。変革期と判断した社長は、婦人服の生 産を終了し、卸問屋となることを決め、小売業へ の移行のための下準備に入ります。 この頃、先代が病を得られ10年間の闘病生活 に入られます。山下社長は先代が闘病に専念でき るよう、より一層仕事を精力的に続けました。

山下社長(30才ごろ)

1986年 結婚式

幼少期の常務 うきは店前にて

13 やまだい 50周年記念誌

History of Yamadai

うきは店

〉〉〉 1994

社名及び組織を 「有限会社山榮産業」から 「株式会社やまだい」に変更 平成6年10月、社名及び組織を有限会社山榮産 業から「株式会社やまだい」に変更し、本格的に 小売業に専念しました。 社名には、創業者やその企業の思い、戦略など が込められており、企業の成長とともに変化する ものです。社長の思いは「株式会社やまだい」の ロゴにも込められています。

「大きくご奉仕したい」 「大きくなりたい」 子供から大人まで お買い物にきて欲しい という思いを込めて 大・小の山をモチーフにしました

うきは創業店

くらしの衣料を中心 に小売業を拡大 平成8年、うきは店を三井郡大刀洗町に「やま だい」3号店として、売場面積150坪で開店しま した。 超大型複合型商業施設や100均一店はまだ広 まっていませんでした。品質も良く、良い価格で 販売できた衣料品が、小売業の花形の時代です。 社名を新たにした「やまだい」は、くらしの衣料 を中心に小売業を拡大していきました。

吉井店

大刀洗店オープン

15 やまだい 50周年記念誌

History of Yamadai

1999年 やまだい店内

〉〉〉 1999

なく入荷して出荷するまでの作業を一手に行うこ とで効率化を図りました。 さらに 2007年5月に直方店を500坪で開店 し、2010年には志免店(300坪)と田主丸店 (200坪)を開店。2014年7月には福津店を320坪 で、2021年には荒尾店を開店し、大刀洗店をリ ニューアルオープンして、出店展開を行いました。

やまだい出店展開 時代のニーズに合わせ、売り場面積の広い店舗 を開店していった時期。 多店舗展開とは、ただ店舗を増やしていくこと を言うのではなく、個々の店舗や業態を、時代に 合わせて変化させていかなければなりません。そ してより多くの人材の育成が必要となります。 1999 年11月に二日市店(本店)を売場面積200 坪で開店し、 2001 年11月には吉井店(55坪)と 浮羽店(70坪)を併合し、うきは市に売場面積 300坪で開店しました。 そして 2003年には、まるふぢ商事株式会社を 吸収合併し、清川店(200坪)・警弥郷店(200 坪)・田村店(180坪)を開店、2006年4月には 本社をうきは市から筑紫野市に移転しました。 また物流センターを開設し、商品の保管だけで

2003年 まるふぢ警弥郷店

増床開店 相乗効果を最大に引き出す戦略には物品の調達 ルート、物流ルート、人材配置、求人の難易度な ど、全体を俯瞰して、大局的な立場からの判断が 求められます。 社長の決断が生きる場面でもあり、物流セン ターの開設は大きな決断だったと思います。 商品の保管だけでなく、入荷して出荷するまで の作業を一手に引き受けているのが物流センター です。場所や人員の確保も自社リソースで行うた め、製品に合った物流センターを構築できるのが 利点です。 効率の良い物流ルートを 確保しつつ 、 2004 年 に大刀洗店を増床、 2012 年には、田村店を180坪 から270坪に増床して開店しました。

2001年 うきは店

2001年 吉井店

やまだい吉井店の現在 (吉井店(55坪)と浮羽店(70坪)を併合し うきは市に売場面積300坪で開店

17 やまだい 50周年記念誌

2003年 まるふぢ田村店

2003年 やまだい清川店改修前

2003年 まるふぢ警弥郷店

18 やまだい 50周年記念誌

2003年 やまだい警弥郷店改修前

2004年 やまだい田村店

2007年10月 太刀洗町に本部物流センター(1850坪)を開設 (写真は2024年現在)

19 やまだい 50周年記念誌

2006 社員旅行沖縄

2007

人材育成 1店舗目の繁盛店の多くは、経営者のがんばり によって生まれています。それは 経営者や スタッ フのマンパワーによるものです。 多店舗展開をしていくと、 経営者やスタッフ の がんばりだけでは体力的にも無理がありますから、 「仕組み化」や「マニュアル化」によって多店舗 を運営していきます。人材こそが会社の武器に なっていくのです。

直方オープン

2013

山登り

20 やまだい 50周年記念誌

2014

40周年記念式典

2015

新年会

21 やまだい 50周年記念誌

2016 グラウンドゴルフ大会打ち上げ

22 やまだい 50周年記念誌

2018 新年会

23 やまだい 50周年記念誌

History of Yamadai

やまだい二日市店の現在

2024 〉〉〉

ホワイト企業として 取り組んでいます

人を育てること 会社の変革。人を育てる組織に。

会社を発展させるために必要なことは、良い人 材に出会うことですが、良い人材は他社との奪い 合いです。ならば自ら人を育て社員のレベルを もっと上げていきたい。 求めているのは、経営者と同じ目線で働ける社 員です。 面接に時間をかけ、魂のレベルが高い人材を見 つけ出し、各々の直感力を育てるために、あらゆ る経験値を上げて学び続けられる環境を提供した い。 経験は人を育てます。従業員の皆さんには「株 式会社やまだい」で多くの経験を積んで学んで いってほしいと思います。

物流センターの壁に貼られた「福沢諭吉 心訓」

物流センターの壁に貼られた「洗心」

物流センターの壁に貼られた「自信を育む公式」と「願望実現のための六カ条」

「店はお客 様 のためにある」という経営理念に変 わりはなく、お客様に喜んでいただき、お互いに 利益を得る会社であり続けたいと思います。 取引先の皆さま、激動の時代を共に生き残り、 今後もWin-Winの関係を続けていきましょう。 よろしくお願いいたします。

消費活動の 激的変化の時代

バブル崩壊とその後の経済的影響。消費税増税 (3%)→(5%)→(8%)、コンピュータ2000 年問題を乗り切り、リーマンショック、新型コロ ナウイルスのパンデミックを経て、電子マネー (キャッシュレス決済)への移行。歴史的円安か らの物価高騰。社会情勢と消費活動の激的変化 の時代が到来し、創業して50年、本当に激動の 日々でした。この変化の時代をいかにして乗り 切っていくか、課題は山積みです。 しかし、時代とともに商売の内容が変わっても

「20周年」のトロフィー

ユニセフからの「感謝状」

25 やまだい 50周年記念誌

昭和62年10月29日

〉 1987

「チラシ」で見る

株式 会社

〉 1988

の軌跡

昭和63年11月11日

26 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成元年2月10日

〉 1989

〉 1990

平成2年5月25日

平成2年12月14日

27 やまだい 50周年記念誌

平成3年2月8日

平成3年2月15日

〉 1991

平成3年4月26日

平成3年6月28日

28 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成4年6月5日

平成4年5月2日

〉 1992

平成4年6月19日

平成4年8月25日

29 やまだい 50周年記念誌

平成5年2月27日

〉 1993

平成5年8月29日

30 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成6年6月24日

平成6年8月19日

〉 1994

平成6年10月28日

平成6年12月29日

31 やまだい 50周年記念誌

平成7年2月17日

平成7年5月3日

〉 1995

平成7年社員募集チラシ

32 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成8年1月26日

平成8年7月26日

〉 1996

平成8年12月19日

33 やまだい 50周年記念誌

平成9年7月11日

平成9年12月19日

〉 1997

〉 1998

平成10年5月29日

34 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成11年4月23日

平成11年11月5日

〉 1999

平成11年11月12日

35 やまだい 50周年記念誌

平成12年4月21日

平成12年1月2日

〉 2000

平成12年8月10日

36 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成13年4月26日

平成13年9月6日

〉 2001

平成13年11月8日

平成13年11月22日

37 やまだい 50周年記念誌

平成14年4月25日

平成14年5月2日

〉 2002

〉 2003

平成15年7月3日

38 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成19年5月10日

〉 2007

〉 2008

平成20年5月22日1周年記念チラシ

平成20年7月31日

39 やまだい 50周年記念誌

平成21年11月5日

〉 2009

〉 2010

平成22年1月27日田主丸店オープンチラシ

平成22年10月6日志免店オープンチラシ

40 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成23年4月7日

平成23年5月19日

〉 2011

平成23年10月20日

41 やまだい 50周年記念誌

平成24年4月29日

平成24年11月1日

〉 2012

平成24年12月13日

42 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成25年7月18日

〉 2013

平成25年10月31日

43 やまだい 50周年記念誌

平成26年2月25日

平成26年7月15日福津店グランドオープンチラシ

〉 2014

平成26年10月30日

平成26年12月11日

44 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成27年3月12日

平成27年5月14日

〉 2015

〉 2016

平成28年4月21日

45 やまだい 50周年記念誌

平成29年12月7日

〉 2017

〉 2018

平成30年8月2日

46 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

平成31年1月1日

平成31年1月31日

〉 2019

令和1年10月24日

令和1年11月21日

47 やまだい 50周年記念誌

令和2年6月18日

〉 2020

〉 2021

令和3年3月25日

令和3年10月16日

48 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

令和4年3月10日

令和4年6月30日

〉 2022

令和4年10月20日

令和4年11月3日

49 やまだい 50周年記念誌

令和5年4月6日

令和5年8月10日

〉 2023

令和5年10月5日

令和5年12月28日

50 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

令和6年1月11日

チラシは、春夏秋冬にあったも のになっている。 時代にあった品揃えが豊富に なった。

〉 2024

令和6年4月18日

令和6年7月25日

51 やまだい 50周年記念誌

Top comment │トップコメント

新たな挑戦と 成長を目指して

専務取締役 山下 悦子

株式会社やまだいは、おかげさまで創立50周年 を迎えることができました。この記念すべき節目を 迎えられましたのは、皆さまのご愛顧とご支援の賜 物であり、心より感謝申し上げます。 昭和49年10月にやまだいが創業いたしました。 私は、昭和61年11月にやまだいの一員となり、社 長と二人三脚で、38年間共に歩んで参りました。 昭和62年待望の吉井店オープン前に、会長(社長 のお父様)が日々お店が出来上がっていく様子を、 毎日とても楽しみにされていた姿が懐かしく思い出 されます。 時代は、昭和から平成そして令和へと移り変わり ました。店舗拡大に伴い、平成18年本社が、うき は市吉井町から筑紫野市へと移転いたしました。

「店はお客様の為にある」「豊富な品揃えと価値ある安さで喜びと感動を与える企業になります。」 の経営理念のもと、歩んでまいりました。私たちの成功は、社員一人ひとりの努力と情熱そしてお客様 の声に真摯に耳を傾ける姿勢によって成し遂げられたものです。特に女性の視点を大切にし、家族が笑 顔になれるファッションを提供するために、細やかな配慮と工夫を重ねて参りました。 今後も「ファミリーファッションやまだい」は、お客様の期待を超える商品とサービスを提供し続け ることをお約束いたします。 また、全店の社員さん同士の楽しい交流の場として、2つのイベントを毎年行ってきました。 1月の新年会、そして10月のやまだい会(グラウンドゴルフ会、バーベキュー会)です。やまだい会 へは、外部のお取引様も毎年楽しみに出席して頂き、とても笑顔満開の交流の場となっています。ここ 数年はコロナ禍により見合わせざるを得ませんでしたが、皆さんの心の中に楽しい思い出として生き続 けていることと思います。 50周年式典を開催するにあたり、永い間親しくお世話になりましたお取引様や、やまだいのOBの 懐かしい方々と再会できますことを、心より楽しみにいたしております。 また、応援し続けて頂いたことに、心より感謝いたします。次の50年に向けて、新たな挑戦と成長 を目指して、社員一同一丸となって取り組んでまいります。 最後に、皆さまの変わらぬご支援とご愛顧を心よりお願い申し上げます。そして、この50周年とい う大きな節目を共に祝えることを嬉しく思い、改めて感謝の意を表します。

52 やまだい 50周年記念誌

Top comment │トップコメント

皆さまに愛され、 社会を豊かにする 一助でありつづけること。

常務取締役 山下 哲弘

株式会社やまだいがここに創立50周年を迎える こと。そして、その歴史と伝統を残す記念誌が制作 されることを心より喜ばしく思います。また50年 もの歳月を走り抜け、拡大し続けてきたやまだいの 歴史を改めて誇りに思います。 2011年の中小企業庁の発表によれば、創業から 20年も経つと約50%の企業が消滅するとされてい ます。これが創立50年ともなると、その確率は限 りなく0に近づきます。「続かないのが当たり前」 「現状維持は衰退の始まり」そんなシビアな資本経 済のもとで50年間変化しつづけ、愛され続けてき た歴史の重みを感じます。また同時に、それを支え てくださっている関係者の皆さまに、この場を借り て、心より感謝申し上げたいと思います。平素より 格別なご厚情を賜り、誠にありがとうございます。

思えば、私が物心ついた頃から今に至るまで、やまだいはずっと隣にある存在でした。幼い頃はまだ ほんの数店舗しかなく、率直に「地元うきはの小さなお店」というイメージでした。当時はまだ物流セ ンターなども特になく、自宅に商品在庫がダンボール山積みで置いてあったことを記憶しています。 それが年を経るにつれて一店舗、また一店舗と拡大していきました。今から25年前、私自身がやっ と物心つき始めたような頃、トリアス久山に新店をオープン。同年末には二日市店を展開。その翌年に は(前代の)物流センターを獲得。さらにその翌年はまるふぢ商事株式会社を吸収合併し、清川店・警 弥郷店・田村店を開店。さらにその数年後には…と、次々に拡大していくのを肌で感じておりました。 最新店舗となる荒尾店に関しては、私自身も大いに携わり、お客様に愛され続けることのありがたさ・ 難しさ・奥深さを存分に味わっております。 私自身がやまだいの一員として携わるようになってから、早くも7年が経過しました。その7年の間 にも、コロナ禍や急速な円安など、市場のゲームチェンジが次々と起こっています。これからの時代、 これまでの50年よりもさらにギアを上げた社会変化が明らかに予想されます。だからこそ、企業とし ての信頼や伝統、それらの良いところは強く継承しつつも、時代の変化を的確に捉え、視野を広く持っ て、大胆かつしなやかに生き抜く度量が試されているように感じます。そのようなスタンスで、今後も 自身の責務を全うしていく所存です。 やまだいが皆さまに愛され、社会を豊かにする一助でありつづけることを、経営に携わる者として 切に願っております。 末筆となりますが、株式会社やまだい並びにそれに関わる皆さまの今後の発展とご多幸を祈念いたし まして、結びの言葉をさせていただきます。

53 やまだい 50周年記念誌

Employee comments │社員コメント

創業50周年に寄せて

やまだいの明るい未来に向けて

この度は、創業50周年、誠におめでとうござ います。 一つの節目として、こうして記念の日を迎えら れたのも、お客様、お取引様、従業員各位、皆様 のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。最初 はメーカーからはじまり、問屋、小売業へと時代 の流れに合わせて業態を変化させて、50周年を 迎えることができたことに感銘を受けておりま す。

そして、今では地域密着型の総合衣料店として 11店舗まで成長・拡大してこれたのも、地域の 皆様から多くの支持を得られているからだと思い ます。私も入社して18年目に入り店舗運営・セ ンター管理・チラシ作成など、多岐にわたり仕事 を任せていただいてますが、なかでも入社2年目 から仕入業務にも携わらせていただいており、バ イヤーとしても成長させていただいております。 社長と2人で全商品の仕入をしますので、もの すごくハードではありますが、取引先の方々との 出会いや新しい商品との出会いもあり、とてもや りがいを感じております。そして、圧倒的迫力の 品揃えで売場作りをして、お客様に喜んでいただ くことで、最高の達成感も得られます。それか ら、やまだいでは年に数回、全従業員が集まるや まだい会や新年会などのイベントがあります。こ のように皆が集まることで、より一層親しくな り、団結力がさらに強くなるのを感じます。会社 として団結力が強いというのは、皆で同じ方向に 向かって突き進むことができるということなの で、これはやまだいの強みでもあると思います。 そして、これらのイベントの中で、やまだい会で は私は2度優勝することができました。素晴らし い仲間とグラウンドゴルフをして、楽しい時間を 過ごし優勝できたことは、私にとって最高の思い 出になりました。 最後になりますが、今後もやまだいは、お客 様、お取引様、従業員の皆が良い三方良しの関係 をこれまで以上に強固なものとするために、進化 し続けることをお約束し、やまだいの明るい未来 に向け、更なる飛躍を目指し、皆様と共に歩んで まいります。

部長 井手 祐樹 在籍年数:17年

54 やまだい 50周年記念誌

後輩達に想いを繋ぐ

このたび、株式会社やまだいにおかれまして は、創業50周年を迎えることとなり、心よりお 祝い申しあげます。 山下社長をはじめ、全従業員のご健勝と、未来 に向けてますますのご発展をお祈り致します。 私が山下社長と初めてお会いしたのは、今から 23年前、5月でした。

総合衣料という世界を初めて経験させていただ き、その圧倒的な価格訴求と品揃えの豊富さに、 驚愕しきりだったことを、今でもよく覚えていま す。 そして何より、会社のトップである、社長自 ら、仕入、現場、人材教育に携わり、すべてをこ なされていたことが、「競合他社のトップとの大 きな差だ」と実感し、尊敬の念をもって、多くの 事を学ばせていただきました。 私自身は、この仕事が好きであった為、売場作 り、商品のプレゼンテーション、ディスプレイ等 に、興味をもち、今も現場の最前線で、働かせて いただいています。 数多くのお客様、そしてたくさんの商品との出 会い、又仲間達と共に成長、中でも一番に、お客 様に喜んでもらい、気がるに会いに来てもらえる ことが、私にとってのやりがいです。長くここま で働く場を与えていただいた山下社長には、改め て感謝したいと思います。 最後になりますが、山下社長と数年前、二人で いった山登り(英彦山)は、私にとって、一番の 想い出です。 あの時のとても爽やかな空気、二人で笑いなが ら歩いた時間、山頂での昼寝、山水の冷たさと、 すれ違う登山者達との会話、そしてゴール手前で の断崖絶壁、二人で目を丸くしたことなど、生涯 忘れない最高の一日となりました。本当に有難う ございました。(機会があれば、またお願いしま す)。 今後は育てていただいた我社へ、残りの人生を かけ、最後まで尽力し、後輩達に我社へのやりが いと誇りを教え伝えていきたいと思っています。

課長 河村 正広 在籍年数:23年

55 やまだい 50周年記念誌

Employee comments │社員コメント

50年先の未来に向けて

会社設立、50周年、おめでとうございます。 7年前に縁があって入社させて頂き、今日まで 非常にやりがいを感じながら、勤めさせて頂いて おります。 「店はお客様のためにある」。豊富な品揃えと 価値ある安さをモットーに感動できる店作りを目 指して、地域密着型小売店として日々精進し、お 陰様で、お客様に高い支持を頂いております。最 初は浮羽の婦人服メーカーからスタートしたと聞 いております。今では、全11店舗まで拡大して おりますが、前述の創業の精神は不変のものとし て各従業員に行き渡っています。社長がいつも話 される様に、これもひとえにお客様、取引先、そ して我々、従業員のお陰であると思います。(三 方よし) その当社の一番、誇れるところは、団結力と、 和だと思います。特に商品入れ替え時の皆で遅れ ているところをカバーしながら、やっていく姿 は、我ながら、よくこの人数で、これだけの量を やるものだと感心しています。これも、チーム ワークが成せる技だと思います。他にも、売り上 げ達成やポイントカード獲得など皆で一丸となっ て事に当っています。その他、自店内はもちろ ん、他店への人数不足の応援など「和」の気持ち が強い会社だと思います。会社の考えにより、年 二回の集り「新年会」「やまだい会」も、それを 後押ししていると思います。 一番のやりがい、喜びとしては、お客様から 「ありがとう。こんな店があって良かった」と

言って頂ける事や、手直しした売場に、お客様 が、即、反応されて商品をお買い上げ頂いた時な どが、一番の喜びです。 最後になりましたが、いつも我々従業員の道し るべとなり、前を走り続けて下さっている、社 長、専務に深謝と心からのお祝いを申し上げま す。 これから、又、50年先まで会社が発展してい く事を心から、お祈りし、自分も微力ながら、努 力していきたいと思います。

課長 渡邉 正毅 在籍年数:7年

56 やまだい 50周年記念誌

最大限に貢献していきたい まずは、このたび創業50周年を迎えられて、まことにおめでとう ございます。 50周年にいたるまでには、社長をはじめとして専務や部長、歴代 従業員の方々の並々ならぬ努力があってのことと思います。その50 年間のほんの一部であれ関われたことはとてもうれしく、感謝してお ります。 この仕事を通じてたくさんのお客様との出会いやコミュニケーショ ンなどを経験させていただき、私の人生の大きな糧になっています。 またオープニングから一緒に働かせて頂いている課長にも、大変お世 話になっています。 コロナの期間中は中断していましたが、年一回の新年会ややまだい 会で、他店の方とも顔を合わせて楽しい時間を過ごさせていただいて おります。何はともあれ今が一番楽しい気がします。 これからも50年、100年とずっと続いていって、年を重ねた私が自 慢できる会社であってほしいと思います。 私もこれから最大限に貢献していきたいと思いますので、益々の発 展を楽しみにしております。 日本で一番のありがとうを集める企業を目指して このたびは創業50周年おめでとうございます。 私は入社して10年未満ですが、おかげさまで職場の方々にも恵ま れ毎日楽しく仕事をしています。 社長との店回りで様々な勉強をさせていただいておりますが、社長 の“店を良くしたい” “お客様に喜んでいただきたい”という思いがひ しひしと伝わります。 そして売場作りにおいては大変ではありますが、完成した時の達成 感と嬉しさは格別です。 また、やまだいの社内行事である新年会では、恒例のカラオケで社 長が歌い上げる「まつり」が何度聴いても素敵です。秋のグラウンド ゴルフでは専務と同じチームで楽しくプレーさせていただいた事が思 い出されます。コロナでここ数年行われていませんが再開されること を心待ちにしています。 そして50周年を迎えるこの時に、この会社で皆さんと一緒に働け る喜びをかみしめております。できれば10年後の60周年も一緒に迎 えられるよう、経営理念の一つである「日本で一番たくさんのありが とうを集める企業」を目指し、これからもがんばります。

●●店 荒木 真理子 在籍年数:14年6ヶ月

田村店 川端 ●● 在籍年数:●●年

57 やまだい 50周年記念誌

Employee comments │社員コメント

さらに喜んで頂ける店づくりを目指して この度、2024年10月に創業50周年という大きな節目を迎えることがで きました。弊社に携わる全ての皆様と地域の皆々様、共に働く従業員の 皆様に、心より感謝申し上げます。 昨年大阪出張に同行させて頂いた際に、長い間の取引や関わりを持 つことで生じた信頼関係を目のあたりにして、弊社の築いてきた歴史の深 さを感じずにはいられませんでした。入社した田村店では先輩方々にあ たたかく迎え入れて頂き、共に働く同僚に支えられたこと、まだ未熟な私 に自信を与えてくださった上司との出会い、清川店では山下部長の下、質 の高い仕事や視点を学ばせて頂き、さらに仕事の幅を拡げ新しい仕事に 携わる機会を与えて頂きました。社長、専務には様々な研修、講演会、久 留米絣の工場見学、レクレーションなど、様々な事を経験し学ばせて頂き ました。点と点が線になり自分の成長を感じることができています。 いつもあたたかく見守って時には言葉のプレゼントを頂き、私自身至ら ぬ点もありますが自分を期待してくれる人がいるという喜びを感じて働く ことができています。また、やまだい会や新年会に参加させて頂いて、同 じ志を持つ方々がこんなにたくさんいるという強み、自身がその一員であ ることの喜びを感じています。これまで仕事をしていく中でお客様よりた くさんの期待を頂き日々取り組んできたこと、これからもお客様、弊社に 携わる全ての方々の期待に応えるべく今こそ初心に戻り皆々様にさらに喜 んで頂ける店づくりを目指し、一層の努力をしていく所存です。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 この度は、創業50周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございま す。五十年という大切な節目のときに在籍し、お祝いできましたことをとて も嬉しく思います。 私がやまだいに入社させていただきましたのは、2014年に福津店が オープンする時でした。衣料品店に勤めるのは初めてで不安なこともあり ましたが、売場作りなどで私が悩んでいたときには山下社長が声を掛け てくださいました。山下社長にアドバイスをいただくことで、スムーズに仕 事を覚えることができ、その度に新たな気付きを得て、私自身の力にする ことができるようになりました。今後も山下社長から教えていただいたこ とを生かして頑張ります。 これから10年、20年後も地域の皆様に愛されるお店を目指して、やま だいがさらなる発展をしていけるよう、みんなで力を合わせて頑張りま す。スタッフ一人一人、そして私自身がより成長して、「お店はお客様のた めにある」の思いを共有し、ベストを尽くしてまいりますので、今後ともよ ろしくお願いいたします。 10年、20年後も地域の皆様に 愛されるお店を目指して

清川店 中村 絹子 在籍年数:15年

●●店 日高 美粧 在籍年数:10年

58 やまだい 50周年記念誌

店舗紹介

50th anniversa ry Book

八幡IC 59 やまだい 50周年記念誌 筑豊 電 鉄 後 藤本 線 吉井町 211

3

鞍手IC

福津店

直方店

若宮IC

九州自動車道

宮田スマート

古賀IC

200

貝塚

香椎線

福岡県

豊本

福岡IC

201

福岡空港

筑肥線

篠栗線

200 福岡県10店舗、熊本県1店舗、 50年間の信頼をカタチに変えて。 福岡県内に10店舗と本部物流センター、 熊本県に1店舗を構える ファミリーファッションやまだい。 もっとたくさんのお客さまにご来店いただき、 さらなる業務効率化で豊富な品揃えと 価値ある安さをお届けできるよう、 カタチに変えて、これからの時代に応えて どこまでも進展していきます。 筑 豊本 線 (原 田線 )

天神駅

博多駅

須恵PAスマート

清川店

志免店

南福岡

田村店

島本

太宰府IC

警弥郷店

鹿

263

二日市店

筑紫野IC

385

原田駅

500

322

西

天神

牟田

物流センター

筑後 小郡IC

佐賀県

386

386

鳥栖IC

太刀洗店

甘木IC

鳥栖JCT

新鳥栖

東背振IC

朝倉IC

鳥栖駅

甘木線

210

3

田主丸店

久留米駅

久大本線

久留米IC

物流センターは、当社にとって現状の 課題のみではなく、将来的な物流業務 で生じそうな課題も視野に入れて中長 期にわたって安定した豊富な品揃えと 価格の安さがここにあります。

〒830-1226 福岡県三井郡大刀洗町山隈187-1 TEL.0942-77-6013 営業時間:午前9時~午後7時(日曜休業)

本部物流センター

60 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

61 やまだい 50周年記念誌

店舗紹介

二日市店(本店) 〒818-0057 福岡県筑紫野市二日市南3丁目7-8 TEL.092-920-5246 営業時間:午前10時〜午後8時

〒830-1226 福岡県三井郡大刀洗町山隈410-1 TEL.0942-77-5481 営業時間:午前9時〜午後7時

大刀洗店

62 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

〒839-1311 福岡県うきは市吉井町若宮28-5 TEL.0943-75-5685 営業時間:午前9時〜午後7時

吉井店

〒810-0005 福岡県福岡市中央区清川1丁目8-22 TEL.092-531-4461 営業時間:午前10時〜午後8時

清川店

63 やまだい 50周年記念誌

店舗紹介

〒811-1324 福岡県福岡市南区警弥郷1-18-14 TEL.092-585-5371 営業時間:午前10時〜午後8時

警弥郷店

〒814-0175 福岡県福岡市早良区田村5-1-1 TEL.092-865-2933 営業時間:午前10時~午後8時

田村店

64 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

〒822-0032 福岡県直方市下新入522-2 TEL.0949-25-7884 営業時間:午前10時~午後8時

直方店

〒839-1234 福岡県久留米市田主丸町豊城1895 TEL.0943-72-8185 営業時間:午前10時~午後8時

田主丸店

65 やまだい 50周年記念誌

店舗紹介

〒811-2243 福岡県糟屋郡志免町志免東1-10-8 TEL.092-957-8331 営業時間:午前10時~午後8時

志免店

〒811-3214 福岡県福津市花見が丘2-18 TEL.0940-43-8301 営業時間:午前10時~午後8時

福津店

66 やまだい 50周年記念誌

50th anniversa ry Book

牟田

神大

鉄天 岸 沿

西

南関IC

熊本県

大牟田駅

荒尾店

菊水IC

植木IC

北熊本PAスマート

豊肥本線

阿蘇くまもと空港

熊本IC

熊本駅

益城熊本空港IC

〒864-0001 熊本県荒尾市原万田字八反田630-1 イオンタウン荒尾内 TEL.0968-79-7289 営業時間:午前10時~午後8時

荒尾店

67 やまだい 50周年記念誌

会社概要

▪社名

株式会社やまだい

▪設立 1974年10月 ▪取引銀行 福岡銀行・西日本シティ銀行・佐賀銀行・ 商工中金・筑邦銀行 ▪代表者 山下哲生 ▪資本金 1億円 ▪従業員数 110名 ▪主力商品 婦人服・紳士服・子供ベビー服・作業着・ カッポー実用着・肌着・くつ下・バッグ・ アクセサリー・寝具・インテリア etc

▪所在地 【本社】

〒 818-0057 福岡県筑紫野市二日市南 3-7-8

TEL 092-920-5246 FAX 092-920-5248

【本部物流センター】 〒 830-1226 福岡県三井郡大刀洗町山隈 187-1

TEL: 0942-77-6013 FAX: 0942-77-6016

組 織 図

組織図

68 やまだい 50周年記念誌

編集後記

創業50周年の節目の年を迎え、ここに記念誌を発刊できますことを心よりうれしく思います。 この記念誌を作成するにあたり、一番苦労したのは創業初期の写真が少ない事でした。時は、フィル ム写真で現像、書類は全て手書きという時代です。記念誌編纂に携わることで保管すること、次の世代 へ渡すことの大切さを学びました。平成以降の店舗開店当時の写真や、社内行事の写真などを拝見しつ つ、50年の歴史の意義の大きさを改めて痛感しております。今後もたくさんの写真や皆様の笑顔を残 していただき、次の記念誌発刊を目標に、次世代へ引き継いでいただければと思います。 記念誌編纂にあたり、山下社長にインタビューさせていただき、幼い頃の思い出や起業してからのご 苦労努力とともに、お店とお客様、お取引様や社員スタッフの方々への思いや期待などをうかがい、 「100年企業やまだい」のビジョンを垣間見させていただきました。編集委員の非力や紙幅の都合上、 十分に語り尽くせていないところもございますが、ご寛容いただけますと幸いです。 50周年記念誌には記念としての意味もありますが、50年を懐かしく振り返り、100年企業を目指して 未来の夢を語り描くための良き道しるべとして、繰り返し書棚から取り出され、見開かれることを期待 しております。 最後に、お忙しい中執筆のお願いに対し快くご承諾いただき、労を惜しまずご寄稿いただいたお取引 様、社員の皆様に対しまして、改めて厚くお礼申し上げ、編集後記とさせていただきます。

2024年9月吉日 編集委員

2024年00月00日 印刷 2024年00月00日 発行

■発行 株式会社 やまだい 〒818-0057 福岡県筑紫野市二日市南3-7-8 TEL 092-920-5246 ■企画・編集・印刷 今心株式会社 〒820-0044 福岡県飯塚市横田669−69 TEL 0948-22-2888

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